井上VSフルトンの勝敗予想!井上にはスタンド能力がある?徹底解剖

井上VSフルトンの勝敗予想ですが、専門家やファンなどさまざまな予想がされています。
全体的にみるとやや井上選手が有利・・という予想です。

特に日本では井上選手が勝つという勝敗予想が、専門家やファンの間で多いです。
ボクシングの専門家の予想や二人の能力、井上選手はスタンド能力があるのか?についても徹底解説していきます。

スタンド能力と言うのは、漫画ジョジョの奇妙な冒険に出てくる特殊な能力の事です。

目次

井上尚弥が勝利する予想

ライース・アリームの予想 「井上尚弥が勝つと思う」と勝利予想です。理由としてはフルトンが12ラウンド打ち合う事ができない。
スピードと爆発力が井上選手があるし、フルトンはパンチャーではないという部分です。

ティモシー・ブラッドリー(元2階級制覇王者)は井上選手の勝利予想です。

理由としてはフルトンは体格とリーチ差をいかし距離を保とうとするが、井上のシャープさ、クイックな動きに対応しきれない・・・
最後にはつかまりKOされてしまうとの事です。

モンスター井上のスピードと破壊力が勝るとの事ですが、過去にパッキャオと対戦した事もあるので、説得力はありますね。
パッキャオと対戦したブラッドリーも、想像以上のスピードや強さを実感した事でしょう。

ブランドン・フィゲロア フルトンと戦った事があるフィゲロアは井上VSフルトンはどちらが勝つと予想したのでしょうか。
井上はフルトンを倒すだけの力をもっているし、フルトンも高い技術力があるので、良い試合になると思う。

アウトボクシングができればフルトンにもチャンスがあるが、井上の前に立ち続ければ痛めつけられるだろう・・と井上選手が有利と予想してます。

フルトンが勝利する予想

ジャロン・エニス(IBF世界ウェルター級暫定王者)

フルトンが勝利する予想 理由は「彼は小さすぎる」と体格差を指摘しています。
エニスはフルトンとスパーリングした事もありますし、いわば同郷というのもありフルトンの強さを実感しています。

ウェルター級とスパーリングするフルトンは確かに凄いですね。

モーリス・イースト (元WBA世界スーパーライト級王者)はズバリ、「フルトンが勝つ!」と断言しました。
理由としてはフルトンの方がナチュラルに体がデカいし、階級を上げての初戦だからとの事です。

要するに体格でフルトンが大きいし、通用しない、それに階級を上げてのいきなりタイトルマッチの挑戦ではフルトンが勝つよって意見ですね。

クリス・ケーシー(米トレーナー)「結果はフルトンのKO勝ちだ。録画でもなんでもすればいい。血まみれのボロボロになって負ける」とフルトンがただ勝つだけではなく、悲惨な結末になる事を予想しました。
これについてですがフルトンがかなりのパンチャーならわかりませんが、ちょっと考えにくい展開だと感じました。

さらには「イノウエはフルトンクラスの選手と一度も闘ったことがない。大学バスケで二軍だったやつが一軍に挑むようなもの」との発言です。
かなり井上選手を格下に見た発言ですね、フルトンが負けたら考えを改めないといけない・・とも言っています。

井上尚弥はスタンド能力がある?

これについてですが、TV番組に出演した時に井上選手が話していた事ですが「4秒先ぐらいまで予測できる」といっていた事がありました。

つまり相手選手と戦っていて、次はこうパンチを出したら相手がこういう動きをして・・・など相手の動きや展開など4秒先ぐらいまで予測できるらしいです。

ここからは憶測ですが、すべて4秒先まで予測できるわけじゃなくて、この瞬間だったらこういう展開になるって分かる時があるって事だと思います。

まさにスタンド能力が発動した状態です。(漫画に例えると)
※スタンド能力 漫画ジョジョの奇妙な冒険での特殊な能力の事

未来を予測できる能力って凄いですね。

井上尚弥VSフルトンの能力徹底比較!

井上選手とフルトンの体格、パンチ、ディフェンス、スピード、ステッップワーク、スタミナ、ボクシングIQについて比較してみます。
どちらの方がより有利に試合を運べるのか?を考察してみました。

体格で比較

井上尚弥 身長165 リーチ171センチ
スティーブン フルトン 身長169センチ リーチ179センチ

井上尚弥:24戦 24勝 (21KO) 無敗

フルトン:21戦 21勝 (8KO) 無敗

両者の体格での比較ですが体格ではフルトンが身長、リーチともにモンスター井上を上回っています。
これに関しては当然ですが、フルトンはもともとスーパーバンタムで戦ってきた選手ですし、モンスター井上はフライ級からスタートして、徐々に階級を上げてスーパーバンタムになったからです。

フルトンはよくデカい、井上は小さすぎる・・・との声を聴きますが、過去に2度戦ったドネアとさほど大きさはかわらないですよね。
ドネアは身長170センチ、リーチ174センチです。

ただドネアはフィリピン人で黒人のフルトンはより手足が長く、黒人特有の体のしなやかさとかバネがあるので違いはあると思います。
単純に体格だけで比較をすればフルトン有利という事になりますが、相手はモンスター井上なのでさほど問題ないのでは?

これも実際試合をしてみないと、どのくらい影響するのかはわからないです。

スーパーバンタムの体に仕上げた井上選手・・パワーアップして強そうです!

パンチで比較

パンチングパワーで両者を比較したいと思いますが、これはどうみてもモンスター井上が圧倒しています。

井上=パワーがある・・と言うイメージが誰しも思っているはずです。

それ以外にも相手の動きを見切っての攻撃、絶妙なスピード、タイミング、距離、パンチを当てる角度などが上手いのが特徴です。
まさに神業!といっても良いくらいです。

ただ単にパンチ力があるだけではないのが、まさにモンスター井上たる恐ろしい所ですね。。

フルトンですがKO率も低いですし、ノックアウトして勝つというよりポイントアウトして判定で勝つというスタイルですね。
パンチ力があまりないですし、アウトボクシングでポイントを取りにいっているので当然かと思います。

懸念材料としてスーパーバンタムに階級を上げたモンスター井上が、今までのようにそのパワーが発揮できるのか?
という部分です。

良く言われるのが階級の壁がある!と言う部分になります。

並みの選手なら当てはまると思いますが、そこはモンスター井上です。
過去に階級を上げるたびに、通用しなくなるのではないか?と言われてきましたがいづれも結果が物語っています。

階級の壁はあると思いますが、スーパーバンタムではまだ余裕な気がします。
体重がアップした分だけパワーアップもしていますし、減量も楽になっているからです。

体重を増やしたからといってスピードが衰えるとは、ちょっと考えにくいですね。
むしろスーパーバンタムが適正階級なんじゃないでしょうか・・

パンチングパワーは圧倒的にモンスター井上が有利!という事で問題なしです。

ディフェンスで比較

ディフェンス能力での比較ですが、どちらに分があるでしょうか?

フルトンからですが、良くフルトンはディフェンス力が高く上手いと言われています。
バックステップを使って距離をとったり、ロープを背にしてもパンチを避けてサイドに回り込むなどの技術にたけています。

又、クリンチを多用するのでその部分はやっかいですし、上手い部分でもあります。

だからと言ってほとんどパンチをもらってないかと言うと、過去の対戦を見るとパンチを被弾しているシーンも結構あります。
そういう部分を考慮すると、フルトンは言われているほどディフェンスは上手くないのでは?と感じます。

あと、顎のヒゲが長くおおっているので、正確な顎の場所がわかりにくいです。。

モンスター井上のディフェンス能力はどうでしょうか?
相手の動きやパンチを見切れるので、ディフェンス力は上手いです。

ただ、攻撃する時にどうしてもスキができたり、相手のパンチをもらう事もあります。
ポールバトラー戦でみせた、スウェーバックやダッキングなどかなり魅せてくれるシーンもありました。

ドネア1での左フックは油断したせいかもらってしまい、眼下底骨折してしまいましたね。
以前よりもディフェンス力はレベルが上がっているので、基本的にかなり高いです。

ディフェンス力に関しても両者を比較した場合、ほぼ互角か、わずかにモンスター井上が上なのではという見解です。

ステッップワーク(フットワーク)で比較

ディフェンスが上手いと言われるフルトンですが、ステップワークはどうでしょうか?
相手が攻撃してきた時に、フルトンもバックステップを使ってかわしますが、ちょっともたついた感じがします。

もたついた感じと言うのは、フルトンはバックステップの時に踵に重心をのせて行うのであまり良くないです。

身体のバランスも崩れているので、パンチを打ったとしても手打ちになってしまいます。

モンスター井上のステップワークは体の重心が安定していて、基本的につま先を使っって移動しています。
つま先に重心がのっていて早い移動もできますし、地に足がついた安定性もあります。

身体の体幹がしっかりしていて、移動の時もバランスを崩す事はあまりないです。
離れた場所から一気に距離をつめての攻撃だったり、素早いバックステップで距離を取る事も容易にできます。

ステッップワークに関しても、モンスター井上の方が上と言って問題ないですね。

スピードで比較

スピードに関しても両者を比較した場合モンスター井上が有利ですね。
スピードと言ってもパンチを出す際のハンドスピードや、踏み込む瞬発力など総合してフルトンよりモンスター井上が上です。

フルトンもスピードはありますが、やはり両者を比較した場合全体的にはフルトンは劣ります。

スタミナで比較

スタミナに関しての比較ですが、この部分も両者フルラウンド戦う事になったとしても、お互いにスタミナ切れする事はないと思います。
フルトンもスタミナに関してはかなりありますし、モンスター井上にしてももともとありますが、今回の対戦の為にさらなる乳酸トレーニングなどハードなトレーニングを行っています。

大橋会長も「尚弥があんなつらそうな顔を初めて見た」といっているくらいハードなトレーニングを消化しています。
井上、フルトンともにハードなトレーニングをして、しっかり仕上げてきているので当日は試合が楽しみです。

両者互角で問題なしです。

ボクシングIQで比較

フルトンも自分で「俺は頭がいい、俺の裏をかく事なんてできない」と言っています。
どんな選手やスタイルにも対応できる能力があるとも言っているので、かなり自信をもっていますね。

過去の対戦で色々な選手と試合をして、勝っているいるのでうなずけるとは思います。

いっぽうモンスター井上も、24戦無敗でそのうち21ノックアウト勝ちです。相手選手や状況に対して、瞬時にどういう戦い方をすれば良いかを考えて戦う事ができます。
引き出しも多いので、ボクシングIQはかなり高いです。

ボクシングIQに関しては・・・互角といった感じです。

まとめ

いづれにしてもフルトンVS井上の戦いは2023年7月25日ともうすぐです。
クールボーイ事フルトンがクールな戦いをやりとげられるのか?もしくはモンスター井上が本領を発揮して、スーパーバンタムでも圧倒するのか・・・

さまざまな予想が入り乱れていますが、実際にはやってみないとわかりません。

個人的にはモンスター井上がKOでの勝利!と思ってます。

当日はライブ配信もあるので、やっぱりリアルタイムで観戦するべきですね。
こちらに登録すると過去に戦ったポールバトラーを倒した、バンタム級4団体統一した試合も見れますよ。。

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